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スーツを長持ちさせるために、この夏は「SUTETEKO」


スーツのセットには「2パンツスーツ」なるものがある。それだけジャケットにくらべてパンツのほうが傷みやすいのだ。下半身の動きがアクティブであるから生地が擦れやすいのはもちろん、汗でもかなりダメージを受けやすい。ジャケットが下にワイシャツやシャツを着ているのに比べて、パンツはじかに履くことが多い。そのため、パンツはヨレヨレになりやすいのだ。

そこで私はこの夏、パンツの下に「SUTETEKO」をおすすめする。昨年の夏はいろんな種類の SUTETEKOが発売されてちょっとしたブームだった。女子用 SUTETEKOもヒットしたぐらいである。パンツの下にヒートテックを履くのも大して抵抗がなくなったことだし、この夏はスーツの下にもSUTETEKOを履きたい。どうせ脱いで見せる機会もないことだし、気になるなら会社帰りのデートの時は履かなければいい。これで、パンツの持ちはぐんと良くなる。

男の夢、いつかはゼニアのオーダースーツ。


今は5万以下の量販店のスーツを着ていたとしても、いつかは高級スーツに身をつつむ資格のある男になりたいと誰もが心に秘めているはずだ。

エルメネジルド・ゼニア。君はこの名を知っているだろうか。レオンやメンズEXなどの雑誌で見たことがある諸氏も多いと思う。

ゼニアは、1910年、テキスタイルメーカーとしてイタリアに誕生した。厳選に厳選を重ねた素材のみを使う、超高品質のメンズブランドである。ゼニアの生地は高級ブランドメゾンにも高く評価されており、エルメス、ヒューゴボス、アルマーニ、ラルフローレンなどがゼニアの生地を使っている。そして、世界中の国家元首や実業家たちがゼニアのスーツを信頼し着用しているのだ。

どこがそんなにちがうのか。ぜひ、デパートで本物のゼニアに触れてみて欲しい。その感触に驚くはずだ。しっとりとした肌ざわり、上品な光沢感。ひと目でわかるのがゼニアである。

直営店でゼニアのスーツを買えば約25万円はする。比較的身近なブランドではポールスミスもゼニアの生地を使いスーツを作っているが、10万以下のものもあり、これはかなり手頃だと思う。大手ブランドが大量の生地を仕入れているため、この値段が実現するのだろう。

ゼニアでオーダースーツを作るとどれくらいするのか。まず工場で作るのか職人が手で作るのか、選ぶ生地でも価格はまったく違うが、30万前後するテーラーもある。ネットで調べると10万台でオーダーできるテーラーもあるが、どうしてここまで価格が抑えられるのかは正直わからない。絶対して欲しくないのは、ネットオークションなどで入手すること。偽者が多いのはもちろん、フィット感が命のスーツを、試着なしで購入するなど論外だからだ。

30万円超えのスーツを躊躇なく買える日がくるまで、日々頑張るしかない。

新入社員はいくらのスーツを何着持つべきか


スーツを着慣れない新入社員が、
はじめから良いスーツに手を出すのは避けたほうが良い。
スーツ以外にもいろいろと揃えなければならないだろうから、
そんなにお金をかけるわけにもいかないだろう。
予算がなければ、まずは3万前後のスーツを3着揃えてみては。
そのうち1着を夏に備えて背抜きにしてもいい。
ネクタイは毎日替えたいので5~6本、
ワイシャツはそれ以上持っていたほうが良い。
靴も3足は持っていたいから、合計で相当な投資額になるだろう。

新入社員のスーツ、やってはいけないタブー集


前回は新入社員のスーツの心得について書いてみた。
今回は逆に「べからず集」を書いてみたいと思う。


1.いきなりダブルのスーツ

2.チェック柄の背広
同系色で目立たなくてもチェック柄は避けたほうが無難

3.上下色違い
たとえスーツとして売っていてもダメ

4.ダブルカウスのシャツ
新入社員に着こなすのは難しいため

5.ポケットチーフ

4と同様。一般企業の平社員でしている人は珍しい

6.カラーシャツ
カラーは淡いブルーのみ可。後はアウト

7.ニットやベロアなど変わり素材のネクタイ

8.個性的なネクタイピンをつける

新入社員のスーツ、はじめは無難に


そろそろ新入社員がスーツを揃えなければならない時期
はじめてのスーツ選びには、とまどうことも多い。
ここではあくまで、一般的な企業に勤めるサラリーマンを対象に
スーツ選びの心得を書いてみたいと思う。

新入社員のスーツは、とにかく無難なほうが良い。
「自分なりのお洒落や個性を楽しむ」のは、後からでも遅くない。
まずは無難なスーツを選んで同僚や先輩のスーツ姿を観察してみよう。


1.色は濃紺かチャコールグレーを選ぶ。無地が良い。

2.背広は体型などを問わない2つボタンが原則。

3.ワイシャツは白が基本。淡いブルーでも良い。

4.ネクタイの色はスーツと合わせて、ストライプ、無地、水玉などの柄を。

5.ズボンは裾に折り返しのないもの。タック付きが動きやすい。

6.シンプルなベルトを必ずする。

7.靴下はスーツと合わせて濃紺か黒の無地を揃えておく。

8.紐付きのものでプレーンな靴を選ぶ。

スーツよりお金をかけるべきもの。


サラリーマンたるもの、スーツばかりに
お金をかけてはいられない。
飲み代やデート代、趣味にも。
男には何かと金がかかるものだ。
だからスーツはバーゲンなどを利用して、
そこそこのものを買うしかないとしても、
ぜひお金をかけて欲しいものがある。
それは「靴」だ。
人間、顔の次に目立つのは足元だ。
どんなファッションでも足元で
バランスをとっている。
髪と靴が決まっていれば、
服はそこそこのものでも十分に
お洒落に見えるものなのだ。
だから、床屋ではなく美容院に行くへきだし、
数千円~1万円の靴を買うのではなく、
3万くらいは使って欲しい。
ホテルの従業員や高級レストランのスタッフは
靴を見て人を判断するらしい。
ひょっとしたら明日会う重要得意先の人も
君の靴に注目するかも知れない。
まさに足元を見られることのないように。
良い靴はとても長く持つ。
同じ服をよく着ていれば目立つが、
靴は頻繁に履いていても指摘されることはない。
スーツより靴にお金をかけよう。

ケネディ大統領のスーツがモデル「フィッツジェラルド」


ジョン・F・ケネディ大統領は、ブルックスブラザーズの
顧客でした。彼が大統領に就任した当時、気に入っていた
スーツのデザインを再現したのが「フィッツジェラルド」です。
ジョン・F・ケネディのミドルネームであるF、
フィッツジェラルドからとったネーミングです。
襟が小さめの2つボタン、ウエストを絞り、センターベント。
パンツも細身でスタイルがよく見えます。
とでも上品でエレガントなデザイン。
「ケネディ大統領のスーツ」と自慢したくなりますね。